不思議体験

最近、不思議な夢を見た。
それは「友達が事故でタヒんでいるのに誰も知らない。」という夢。
設定はその夢を見た。翌日。いつものとおりである。
朝起きて、飯を食べ・・・。
そして学校に着き、教室に入る。
いつもとなんら変わりはない。
しかし、何かが違う・・・。
それがわからぬまま、机へ・・・。
いつものように友人Aが話しかけてくる。
だがやはりおかしい。
ようやく気付いたのは4時限目に入りかけ、しばらくたったときである。
友人Aと親しいCちゃんがその友人Aの前の席。
いつもなら後ろを向き、少ししゃべったりしているのが普通だが、
なぜか後ろを向かない。向くときは、俺がしゃべりかけたとき
ぐらいにしか向かないのである。
しかし休み時間には普通にしゃべっている。
これは明らかにおかしいと、思いつつ、学校が終わり、帰宅。
なんとなく気が向いたので、いつもは読まない新聞を読むことのした。
新聞の一部に自分の住んでる地域のことが書いてある場所があり、そこを見てみた。
目を疑った。
そこの記事には小さく「友人Aが交通事故によりタヒんでいる」ことが書かれていた。
冗談だ。そんなはず無い。だって学校で会ったのは紛れも無い友人A。
うそだと思い読み返してみるが、何度読んでも同じ。
急いでそのことを知らせるために、友人Cにメールを送った。
返事が返ってきた。
読むと「またまたぁw冗談でしょw」と帰ってきた。
これ以上何を言っても無駄そうだったので、返事は返さなかった。
そして翌日、元気なく登校。
当然のことながらさっそく友人Aが話しかけてくる。
とても楽しそうに話をしているので、暗い顔はしていられず、つくり笑顔で答える。
そして昼休み。
そこで思い切って聞いてみることにした。
すると、今までとても楽しそうだった友人Aが一変し、神妙な顔になった。
そして友人はいったん顔をそらし、再びこちらを見ると、こう言った。
「お前は俺がどうなったかって、しってるんだよな。言わなくたってわかる。
だって俺はもうこの世にいないんだから。お前さえ知っていてくれればそれで良いよ。」
そういい残して、友人Aはゆっくり消えていった。
そういう夢だった。
すこし感動できただろうか。
次にこの夢を見るのはあなたかもしれません。
終わり
※この話は夢なのでノンフィクションですw